書類通過率がアップする!職務経歴書・履歴書の自己PRの書き方<おすすめ性格診断ツールの紹介つき!>
転職活動を始めるために、まず必要なのが「履歴書」と「職務経歴書」。これらの書類にも、面接の場面でも重要なのが自己PRです。
自己PRでは、職務経歴だけでは伝わりにくい、パフォーマンスやヒューマンスキルなどの強み、入社後どんな活躍ができるかを伝えます。いわゆる、特定の専門分野などの「ハードスキル」に対する、「ソフトスキル」「ポータブルスキル(汎用的なスキル)」を表現します。
イメージとしては、
見出し:強み・スキル
見出しの裏付け:業務経験・実績
となります。
とはいえ、特に職務経験が浅い人ほど、「何をPRしていいかわからない」という人も多いと思います。今回はそんな自己PRの整理の仕方、書き方、面接での伝え方についてステップでお伝えします。
採用担当者がみる自己PRのポイント
採用担当者は、実務能力が求めるポストに合致するかだけでなく、自社が描く人物像と合致するかどうかや、自社への意欲・熱意を見ています。あなたという人材が入社して、あなた自身がパフォーマンスを発揮して会社へ貢献できるか、また人物像がマッチして長く働くことができるかといったことを観点においているからです。
もちろん企業やポストによって求められる要件は異なりますので、求人票はしっかり確認しましょう。
自己PRのまとめかた
自己PRは、自己分析の結果をもとに作成します。ステップをおって説明します。
1、経験した業務・実績の洗い出し
まずはこれまでの業務経験や、そこから得たスキルを洗い出しましょう。
直近の業務内容からで構わないので、時系列で業務内容とその実績を思い出せる限り並べてみましょう。
2、応募企業や職種のニーズから、適切な業務経験を選択する
応募企業のニーズを知るには、求人票を読むことが一番です。求人票には、「仕事の内容」「求める人物像」「入社後に期待するミッション」などが記載されています。そこから逆算して、どのような能力が求められるかを考えましょう。
3、洗い出した経験業務・実績をスキルに言い換える
上記で選択した経験について、強み・スキルに言語化します。
★自己PRで使えるスキルの例
・発想力
・主体性
・リーダーシップ
・協調性
・チームワーク
・育成・指導力
・交渉力
・課題設定力
・分析力
・忍耐力
・目標達成力
・正確性
・スピード
・調整力
etc..
4、自己PR文にまとめる
自己PRでは簡潔さが求められます。自分という商品を一目で理解してもらうための、キャッチコピーを考える意気込みで、それぞれの強みに対して100~200文字にまとめましょう。
<書き方の例1:営業>
・新規開拓力
新規開拓営業として、売上目標の150%を達成しました。歯k族部署では主にルート営業を行っていましたが、売上の伸び率低下をみて、自ら新規開拓を提案。顧客課題を分析したうえでアプローチしたことで、販路開拓につながりました。
<書き方の例2:システムエンジニア>
・傾聴力・交渉力
プロジェクトリーダーとして、顧客の要望をヒアリングし要件定義に落とし込む役割を担いました。可能な限り細かくヒアリングを行ったうえで、予算や自社のリソースとの兼ね合いを見ながら、どの要件を実現させるかを調整する交渉力が強みです。
履歴書・職務経歴書での自己PR記載欄の注意点
履歴書の自己PR欄はフォーマットが決まっていて、枠の大きさが限られており非常に短くしか書くことができません。
一方職務経歴書は基本的に自由フォーマットですので、上記で書いたように見出し・説明文をつけて詳しく書くことができます。
なかなか自分で整理できない・・という方のために
無料で受けられる自己診断ツールをいくつか紹介します。
1、グッドポイント診断
https://next.rikunabi.com/goodpoint/
リクナビが提供している無料の診断ツール。300問にわたる設問の結果から、18種類の強みを割り出してくれます。
2、ウェルスダイナミクス
http://easy.profiletest.net/wdeasy/topfree/
質問に答えることで8つのタイプに分類し、それぞれの強みや得意分野、適職を提案してくれるツール。無料診断では8つのタイプをさらに抽象化した4つのタイプに分類してくれます。
3、16 Personalities
https://www.16personalities.com/ja
アメリカで人気の性格診断テスト。精神・エネルギー・気質・戦術・アイデンティティの5つのパラメーターの傾向値をもとに、16の性格(キャラクター)に分類されます。
ぜひ、自分のたなおろし、強みの再認識のために、楽しみながら自己PRを作ってみてください!
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